猛暑の夏が過ぎ涼しくなり朝晩ストーブが欲しくなるころになっても、
陽あたりの良い場所では、
次々とサイドシュートをだして四方八方に枝が伸びてきました。
その先に4~5個くらいづつ蕾がついています。

狭いお庭なのであまり広がらないようにとタワートレリスに誘引して夏を越したのですが、
勢いよく伸びてタワートレリスに収まらなくなってしまいそうです。
でもサイドシュートを切ってしまうのが可哀そうなので、
何とか活かして形を作りたいと思っています。




秋の花後剪定は株に力を付けることを念頭におきます

まず、枝先に真っ赤に咲いてくれている花が終わりそうになったら
種を付けないように首元で剪定してしまいます。

夏剪定のように5枚葉の上から切ると、そこから新芽が出てきます。
これから新芽が出ても霜にあたったり北風にあたって耐え切れないで枯れてしまいます。
そうなると株に蓄えられたエネルギーを無駄に使ってしまうことになります。

さらに葉はソーラーパネルの役目をしますので、
黒星病が付いたり下の写真の様に虫に食われたり(赤丸でかこった葉)、
黄色くなってしまった葉は全部取ってしまい(下の写真の赤い矢印の枝は葉をとりのぞいた部分です)、
良い葉だけを残しておきます。

花後剪定を終えたら長く伸びて飛び出しているサイドシュートをタワートレリスに誘引し、
株全体をまとめた形になりました。

最低気温が10°以下になるとサイドシュートの成長はストップするので、
タワートレリスに誘引した枝は今のところ納まってはいますが、
冬を越して5月頃になるとさらに枝をのばすことが予想されます。
そうなったらフェンス(上の写真のタワートレリスの向かって左上)に誘引しようと思ってます。

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