高橋一生 テレビドラマ

高橋一生 「岸辺露伴は動かない」実写化で露伴役 

投稿日:2020年12月30日 更新日:

2020年の年末に3夜連続で放映された「岸辺露伴は動かない」で、
偏屈でリアリティを重んじる人気漫画家を演じています。

自分の作品に窃盗犯のことをたった一コマを描くために、
泥棒が侵入しやすいようにわざと家の鍵を開けておきます。

思惑通りある夜、二人の泥棒が侵入してきます。

待ちかねていた露伴はこれ幸いと自分のペースに持ち込んで、
漫画の生きた資料として従わせます。

暗闇の中で泥棒に向かって、

「おいっ」

といきなり声をあげます。
張りがある強くて高い声。
その声だけで高飛車な俺様感が伝わります。

姿を現した露伴はまさに岸辺露伴で一生さんではありません。
トレードマークのギザギザのへアバンドと、
左右非対称の白と黒を基調にした衣装を粋に着こなしています。

この姿は一生さんのために作られた露伴像だとしか思えません。

「岸辺露伴は動かない」という漫画をもとに作られたドラマですが、
その漫画の世界を見事に一生さん色に変えて物語が広がっています。

与えられた特殊能力である「ヘブンズ・ドア」を使って、
本にされてしまった泥棒の生い立ちを読む態勢は、
何とも言えないスマートさがあります。

右ひざを折り左足は泥棒の体の反対側に伸ばし、
左手はスッと伸ばした左足の上に軽やかに添えます。

洗練されたそのポーズは、
鍛え抜かれた身体能力の高さで難なくこなしてしまう一生さんの役者魂を見せつけられます。

高橋一生「岸辺露伴は動かない」第一夜「富豪村」

露伴が漫画のための取材に行くことになった奇妙な村はマナーに厳しいとの噂。

出迎えてくれた村の案内人を初めて見た露伴は目を見張ります。

想像と違うなんという怪しげな男の子と言わんばかりに、
瞼が広がり黒目が大きくなったような錯覚に陥る横顔。
その目の変化以外にどこも動いていないのに見ているほうには、
その驚きが十分に伝わります。

あることでマナーに違反してしまった露伴は、
漫画家として命の次に大事な右手を動かなくされてしまいます。
思いがけない仕打ちにさすがの露伴もうろたえます。

右ひじで何とか体を支え案内人を見上げる目は、
驚きとくやしさで満ちています。

ここで負けて帰るわけにはいかない、
マナー対決で絶対に勝ってやる、
という決意がみなぎっています。

次に試されたマナーはトウモロコシの食べ方。

お皿の上に茹でたてのトウモロコシが一本載せてあり、
その横にはナイフとフォーク、お箸があります。

必死になって食べ方を考える露伴、
あることがひらめきます。
見開いて一点を見つめる目は、
よし、これでこの勝負はこちらのものだと言わんばかりの表情です。

自由になる左手で手づかみで食べます。

そして、おとしめようとするその案内人のマナー違反を見つけます。
すると右手が動き始めました。

口角を左側だけ上げ、下からのぞくように案内人を見上げる表情は、
もうこれでケリがついたよな、と言っています。

見逃してしまいそうな目の動き、瞬きの回数やその間、首を傾ける速さと角度。
一生さんのそのかすかな演技が作品の中の人物としての真実味を増しています。

今まで楽しませて頂いた作品とは一味違うこの作品は、
一生さんのお芝居の広がりをますます期待させてくれます。

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