高橋一生 テレビドラマ

高橋一生「岸辺露伴は動かない」第二夜「くしゃがら」

投稿日:2021年1月10日 更新日:

2020年の年末に三夜連続で「岸辺露伴は動かない」の実写版が放映されました。

第二夜「くしゃがら」では、
漫画を書くためなら毒でもちょっと舐めるかもしれない(原作者:荒木飛呂彦氏の言葉)、
という偏執的なまでにこだわりを持つ自信家の岸辺露伴を演じています。

ある朝、研究に没頭しすぎて飢え死にした人の新聞記事を読みながら、
「漫画のネタになりそうだ、その男を本にして読みたかったなぁ」とつぶやきます。
目は斜め上を見つめ、口角を片方だけあげてほくそ笑んでいます。

ネタをまとめるためにカフェに出かけました。

漫画家の友人がたまたま同じカフェにやって来て
他に席が空いてるのにわざわざ相席してきました。

邪魔をしないでくれと言わんばかりに、
迷惑そうな顔をします。

それでもかまわず座り、
べらべらとしゃべり続けます。

その話の流れで、
「くしゃがら、という言葉を知っているか?」
と尋ねられます。

すました顔をして目を泳がせ、
反対側をゆっくり向きながら瞬きを7~8回します。

実は知らないのに、
ここであっさり僕が知らないというのもしゃくに障る、
という気持ちが手に取るようにわかります。

露伴は漫画家として社会の道徳とか法律よりも大切なものがあります。
常識を突き破って進んでいくキャラクターを、
その演技力で見事に表現しています。

高橋一生 「岸辺露伴は動かない」第二夜「くしゃがら」でのヘブンズ・ドア

一週間後、
「くしゃがら」という言葉に取り憑かれ、
追い詰められてわめき散らしている友人に出くわします。

一週間なにも食べてないと聞き、
あの新聞記事のように飢え死にしてしまうかもしれないと不安になります。

ふらふらと歩きながら「くしゃがら、くしゃがら」とつぶやいている友人を見て、
これはかなりまずいところまで踏み込んでいるでいるのではないかと察しました。

いくら我関せずでわが道を行く露伴でも、
さすがに気にせずにはいられなくなってしまいます。

しかし、露伴の忠告に耳を貸さず、逆切れして殴りかかってきます。
露伴は殴り返そうとしますが顔をめがけて凄いスピードと強さで寸止めします。

倒れた友人を見下ろし、
腕を額に当て、目は隠れていますが頬は引きつり、血管が浮き出ている首筋は、
いい加減に目を覚ませ、と言わんばかりに激昂していることが伝わります。

その後、最悪の状態で露伴の家に飛び込んできたその友人に、
最後の手段としてヘブンズ・ドアを使います。

椅子に座わらされ本にされた友人のことをを読むために、
露伴は机に腰掛け、両足の膝を曲げその椅子のひじ掛けに一本づつ乗せます。

そのポーズは、
一生さんの身体の動きの美しさと形の美しさが詰まってて息が止まりそうです。

それぞれのシーンに最適な姿を、
鍛え抜かれたお芝居の感とセンスで表現してくれます。

期待を越えたお芝居を見せてくれる一生さんの天才ぶりが、
ふんだんに盛り込まれている作品です。 

これから、どんなお芝居を見せてくれるのかますますに楽しみになってきます。

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