雪がチラつき外はもうマイナスの気温。
そんな季節になって春の剪定から秋の花柄摘みまで途切れることなく使った剪定鋏がどうなっているか気になりました。
それで、道具置き場へ行って良く見てみると
両側とも写真のようにヤニで真っ黒になっていました。
持ち手の部分も写真のように汚れてしまっていました。
それと、バラの太くて硬い古い枝を株元から切るのにのこぎりを使いました。
それもどうなっているかみると↓刃と刃との間に細かなのこ屑がつまったままにしてしまっていました。
剪定鋏ものこぎりもこれではかわいそうなので綺麗にしてあげることにしました。
バラの剪定鋏の道具と手順
まず道具はこれです↓
左からマイクロファイバータオル(普通のタオルより汚れが落ちやすいです)
縫い針(のこぎりの刃と刃の間の小さな部分ののこくずを取りました)
竹串(のこぎりの荒めの刃の間ののこくずを取りました)
Clean Mate(ヤニや樹液を取るものです)
刃物用椿油
上のタオルは作業をするときに汚れないように下に敷きました。
そのすぐ下の白いのは激落ち君です。
剪定鋏の場合
まず荒い汚れを激落ち君でさっと落とします。(これくらいまでは落ちます)
これでは綺麗とはいえないので次にClean Mateというヤニや樹液を綺麗におとせる消しゴムのようなもので軽くこすります。
その時、それに刃物用の椿油を数滴たらして↓(赤丸の部分)消しゴムを使う要領でヤニを落とします。
なぜ椿油を使うかと言うと、
こすると同時に油分が刃の部分にしみ込んで錆びにくくなります。
椿油をしみ込ませたClean Mateで軽くこすると、
このよう↓にヤニや汚れが浮いてきます。
この汚れをマイクロファイバータオルでふき取ります。
この作業を汚れが綺麗に取れるまで繰り返します。
するとこのようにピカピカになりました。
持ち手の部分は激落ちクンでこするとこのよう↓に白く綺麗になりました。
のこぎりの場合
刃と刃の間にのこってこびりついてしまっているのこ屑は竹串で、
とても細かい部分は縫い針でとりました。
その後、錆びないように布に椿油をしみ込ませて
刃全体にしみ込むように拭きました。
これもこのように↓ピカピカになりました。
これで次も切れ味が衰えないでバラのお手入れをすることができます。