冬の北国は道を歩くとき転倒しないように気を付けなければなりません。雪が降って固まってカチンカチンになると滑りやすくなります。その固まった雪が昼間の気温上昇で溶けて夜間に凍ってしまうと、うかうか歩くこともできません。特に日陰などは凍った氷が解けないでそのまま残っているところがあります。そうなったら本当に恐怖としか言いようがありません。
しかし、どうしても行かなければならない用事がある時など、そんなことは言ってはいられません。そんな時、履くために滑りにくい靴はないものかと探して見つけたのが「第一ゴム」のゴム靴です。

滑りにくい靴は底についているスパイクが肝心


靴底にはメーカーのこだわりの滑りにくいオレンジのスパイクが4個ついています。
履いて歩いてみると4個のスパイクがしっかりと雪道に喰いこんでいる感じがします。それだけではなくスパイクが付いている底自体も滑りにくい素材が使われているので二重に安心です。北国に住む人の気持ちに寄り添ってくれる北国のメーカーならではの心使いが嬉しいです。
さらに、履く時に少しよろけてかかとの立ち上がりを踏んでしまってもゴムなのですぐに形が元通りになります。そのように形が崩れないので気を遣わずに履けます。

購入する時はゴム靴だとは気づきませんでした。靴が届いて何回か履いてやっとゴムだと気づきました。ゴム靴なのに表面がスェード調に見えるのはとてもユニークで面白い靴だと思いました。これなら間違って雪解けの水たまりに入ってしまっても大丈夫です。

私はこの冬、凍った道で転んで膝を捻ってしまい普通に歩けるようになるまでしばらくかかりました。こんな思いは二度としたくないと思い、この靴を購入しました。今では怖さが半減し、ちょっとだけウキウキしながら気を付けて歩けるようになりました。