木立性の四季咲きであるフリージアは我が家の庭では、
他のバラがまだ堅いつぼみのうちに、
いち早く花を咲かせてくれます。

次々と咲いてくれる花を枯れきってしまわないうちに切ります。
そうすることによって花びらが落ちて散らかることもないし、
それに何よりも、新しい花を咲かせてもらうために必要な作業です。

それが「切り戻し」又は「花後剪定」ともいいます。

いつも、私がしている切り戻しの方法を写真を交えながら説明しますね。

バラ 花後の切り戻しは5枚葉の上を切ります

ちょっともったいない気がしますが中心の
めしべ、おしべが見えてきたら思いきって切っちゃいます。

切り戻しをする時は矢印の部分の5枚葉の上で切ります。

切ったあとはこんな感じです。

まだ、2~3日は香りも楽しめますので花瓶にかざって、
楽しんでいます。

バラ 花後の切り戻しを5枚葉の上で切る大切な理由

花後の切り戻しは四季咲きバラの特性を活かすために
欠かせないお手入れです。

咲いた花の枝のどの部分から切るかがとても重要です。
きれいで元気な2番花を咲かせてもらうためには、
充実した葉(準備体操ができている葉)の上から切らなければなりません。

咲いている花のすぐ下にある2~3枚の葉は充実していません。
その何段か下にある5枚葉は充実しているといえます。

ですので、上の写真のように5枚葉の5mm~1㎝くらい上の部分を切ります。
次の花を咲かせてくれる枝はその5枚葉の付け根から出てきます。

植物には頂芽優勢(枝の一番上の芽の成長がその下の芽よりも優先される)という性質があるので、
充実した5枚葉を一番上になるように残します。

切り戻しをした後は堆肥や緩効性肥料を少し施して次の花が咲くのを楽しみにしています。