海へ行って、日焼けで真っ赤になっしまった肌を冷やして、
その後すぐは大丈夫だったのに1~2日たって水ぶくれになってしまった、
ということはありませんか?

出来てすぐの水ぶくれは皮膚がつっぱって今にも破けそうですが
1~2日経つとぷにょぷにょして皮膚の感覚が鈍くなった感じがしますよね。

そんな水ぶくれをどうしたらいいのか
このままほうっておいても大丈夫なのか?

そんな不安で悩んでいるあなたへどうしたら跡が残らず綺麗になるのかを
わかりやすく説明しますネ。

日焼け後 水ぶくれになってしまった時のケア

水ぶくれになってしまったらできるだけつぶさないようにしてくださいね。

なぜなら、水ぶくれのなかの液体は日焼けでいたんだ皮膚を再生するために
体内から出てきたものなのです。
でも、何かにぶつかったり洋服やショルダーバッグですれてつぶれてしまったら、
あせらないで出てきた体液を軟らかいティッシュかガーゼで優しく拭きとってあげてください。

その後、洋服等に体液がついて気になったり、
跡が残らないように綺麗に治すためには、
湿らせながらなおす絆創膏を貼って何回か取り替えているうちに
新しい皮膚ができてきます。

日焼け後の水ぶくれの正体は?

水ぶくれのなかの液体は
紫外線により真皮に損傷を受けて、そこに通っている毛細血管が破れて
血液の中の血球をのぞいた血漿というものです。

血漿は自分の体内から出てきて傷ついた皮膚を回復してくれる
自然治癒のための大切な体液なのです。

こんな事を知ると人間の体は不思議なくらい綿密につくられていると感じますね。

日焼け後にできた水ぶくれの中の水はどうなるのか

出来てしまった水ぶくれをつぶれないように治るまで維持するのは
普段の生活の中ではちょっと難しいです。
(ちなみにつぶれない水ぶくれの中の体液は自然に体内に吸収されます)

つぶれた場合は
先にも書きましたように出てきた体液を優しく拭きとった後
流水できれいに流し周りをふいて湿らせながら治す絆創膏を貼ってください。
(キズパワーパッド等色々な商品名で売ってますので薬局で購入できます)

その絆創膏は患部より一回り大きいものを選んで貼ります、
2~3日くらいたってからそっとはがしてみて
まだ傷が治ってないようでしたら新しいものに張り替えてください。

それを何回か続けていると綺麗な新しい皮膚が少しづつ出来てきます。

水ぶくれができた場所や大きさよってサイズや形が何種類かあります。
  ↓↓




日焼け後の水ぶくれは湿潤させて治す

日焼けによる水ぶくれは火傷と同じです。

昔は消毒したり乾燥させてかさぶたにしてから剥がして直す方法が主流でしたが
今はその反対で傷から出てくる体液を乾燥させないで
体液本来の働きである自然治癒力を高めて治すという治療法があり
痛みも少なく跡も残りません。

ある医師が2本の指にやけどを負った患者さんに了承を得て
1本を昔ながらの治療で、
もう1本を乾燥させないで体液の自然治癒力を利用する治療とで実験をしたしそうです。

明らかに後者のほうが痛みも少なく新しい皮膚ができるのが早かったとの
結論を得ているそうです。

何よりも水ぶくれにならないのが一番です。

最初の冷やす時間がすくなかったり
冷やし方がよくなかった場合、
日焼けの状態が深くなり水ぶくれになってしまうケースがあります。

日焼け後は20分~30分間は流水で冷やしましょう。
流水をかけられない場所などは冷たい水で冷やしたタオルを当てたり
保冷財をタオルにつつんで冷やしましょう。

そうしたら水ぶくれにならずに済むかもしれません。

しかし、何らかの原因でその方法でよくならない場合は
すぐに皮膚科へいって診てもらいましょう。