夏の大三角形の見つけ方わかりますか?
星座のことをなにも知らないで星が輝く夜空を見上げただけでは綺麗!と感じるだけで
どこに何があるのか殆ど解りませんよね。
そこで、夏休みの自由研究でも人気のある夏の大三角形を小学生でも簡単に見つける事が出来る方法をご紹介しますね。
毎年、夏休みの終わりぎりぎりになって自由研究どうする!
なんてあわてて始めるなどという悲惨な状態にならないように
夏の大三角形がきれいに見え始める8月上旬くらいに観察してみてはいかがでしょうか。
夏の大三角形の見つけ方
夏の大三角形は7月の七夕の頃から9月上旬くらいまで見ることができます。
しかし、7月上旬ですと梅雨明けなので空がカラッと晴れない日が続いたりします。
一番きれいに見えるのは8月上旬くらいです。
その頃、東から南東にかけての空のほぼ頭上を見上げると十字型の星座を見つける事ができます。
それがはくちょう座ではくちょうの尾の部分に当たる一番明るい星がデネブという夏の大三角形の三つの星の一つです。
この星をみつけたら南の方角に少し目を移すととても明るいベガという星を見つける事が出来ます。
さらにもう少し南東の方角に目をやるとわし座のアルタイルというこれも二つの星と同じくらい明るい星があります。
この三つの星は明るいのでよく晴れた日なら街中でも見つける事ができますよ。
これを線でつなぐと夏の夜空に大きな三角形ができます。
これを夏の大三角形と呼んでいます。
夏の大三角形の一時間ごとの動きを観察する
夏の大三角形を1時間おきに観察するのもいい研究になると思います。
三角形がそのままの形ですこしづつ西の方角へ動いていきます。
観察を始めるのはすっかり日が沈んで暗くなった20時くらいから始めるのが良いでしょう。
このときのコツとして近所にある高い建物など動かない物を目印にきめてそれを軸に三角形の動きを観察します。
その目印があることによってどれくらい動いたかをはっきりと見る事が出来ますよ。
太陽や月と同じように、東の空から見えてきて西へと沈みます。
夏の大三角形を作ってる星座について
先にも書きましたが夏の大三角は星座のなまえではなく
はくちょう座とわし座、こと座のそれぞれの星座のなかの一番明るい星を
線でむすぶことによって夜空に大きな三角形ができます。
それを夏の大三角形と呼んでます。
南東の空をみあげるとすぐに見つけることができます。
ここで夏の大三角を作っている三つの星座についてご紹介します。
まずはくちょう座についてです。
北東の空に十字型にきれいにならんでいて
はくちょうが翼を広げたように見える星座が白鳥座です。
夏の大三角を作っているのは白鳥の尾の部分にある明るいデネブという星です。
次にこと座についてです。
はくちょう座のデネブから少し南に目を向けると
ひときは輝いて見えるのがベガです。
そのベガより少し下のほうに平行四辺形の四つの暗めの星がみえます、
その平行四辺形に並んだ星とベガを中心に置かれている三つの星を結んだ星座がこと座です。
夏の大三角形をつくっているもう一つのアルタイルという星は
わし座という星座の中にあります。
わし座はこと座のベガから南東の方角に目を向けるとわしの首の付け根くらいのところにあるとても明るい星です。
はくちょう座、こと座、わし座の三つの星座は夏の訪れを告げてくれる夏の星座として有名です。
夏休みの自由研究をとうして
お子さんの自由研究は親子共々なにをしたら良いか悩みます。
私の場合もそうです。
休みが終わるギリギリになってあわてた経験があります。
そうすると何をするかより兎に角、手っ取り早くできるものを、
なんて考えてしまい手抜きの事しかできなくなってしまいます。
そうなるとなんだか後味が良くありませんでした。
そんなことがないように今から計画をたててみてはいかがでしょうか。
この記事がご参考になればうれしいです。