つるバラの強健種にはピエールドロンサールやニュードーンなど色々ありますが
ここではガーデニアについて書いていきますね。
12年前のガーデニア(一季咲き)です。
フェンス一面に枝が張って一気に咲きます。
つぼみの時期は夜になり街灯等の光がちょうどよくあたると、
その部分だけが星のように見えて「綺麗ですね~」
と道行く方がおっしゃってくださいます。
このバラを植えたのは20年前で、
白いつるバラにあこがれて友人にネットで探してもらい購入しました。
つるバラ 強健種のガーデニアの植え替えの失敗で万事休すかと思いました
本当に良く伸びてくれて、
どこまで伸びるのだろうかと思いながらも、
あまり手をかけないでおりました。
しかし、のびのびと咲かせてあげたいと考え、
上の写真のように木材を組んで誘引しました。
さらに、きちっとしたフェンスをたてた方が、
良く咲いてくれるのではないかと思い、
ブロックの基礎を2か所に埋め込んでしっかりとしたフェンスを作りました。
その時、株を移動するために掘り起こしてバッツリと枝先を切ってしまったので、
下の写真のように古い枝だけが残りました。
青くなぞった枝が7年前の秋に残された枝です。
この枝だけが残った時にはとてもショックでもうこのバラは終わりか・・・
と思いましたが、諦めきれずにバラの生命力に期待して、
春になると毎年肥料の水をやり堆肥を周りに施しました。
しかしご覧のようにか細い枝が出てそれに新芽が付いてくれるだけでした。
つるバラ ガーデニアが7年目に再生してベーサルシュートが出ました
ところが、
今年株元を良くみてみると元気なべーサルシュートが出てきてくれています。
さらに株元の奥7~8センチくらい離れた所からも、
ベーサルシュートが出てきてくれています。
この2つのベーサルシュートが来年の花をつけてくれる枝になりますね。
さらに古枝から出ている今年の新芽は、
いつもの年より元気が良く色もいいことに気付きました。
7年目にしてやっと元気な花姿を見せてくれそうです。
フェンス一杯に誘引したいので、
株元から30センチくらいまでの新芽はすべて取り除きました。
そうした方が枝が上の方にのびてフェンス全体に誘引できます。
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つるバラ 強健種のガーデニアが咲き誇るのが楽しみですね
今はか細くひょろっとして、
しかもフェンスにやっと届いている状態ですね。
今の時期でこんな感じなので今年はフェンス一面にはならないかもしれませんが、
来年は2つのベーサルシュートが出てきてくれたのでそれに期待します。
今年は、今年に咲かせてくれるお花を楽しみたいですね。